大金持ち憂鬱の時 「信無くば立たず!」
俄かに巻き起こった金融システム不安、貧乏人は経験することもない贅沢な金持ちの不安を想像してみた。 金持ちは、今のような金融不安な時、どんなことを考え行動するのか。大金持ちは持っている大金は、何百億とか何千億とかをまさかタンス預金しているわけでは無いのでどこかに投資や預金しているわけだ。有価証券なら株や債券。株が暴落していれば、退避場所として安全な国債やゴールドに移す。ということで、最近米国債も日本国債も価格があがり、結果利率が下がっている。10年日本国債も、一時0.5%上限に張り付いていたのが最近では0.3%を割っている。米国債も4%前後だったのが今や3.5%割ってきた。大金持ちは、毎日優雅にゴロ寝しているだけではない。こんな時は、24時間どこに大金を移したら一番安全で有利かを考えなければならない。結果ゴールド「金」価格が暴騰したり、国債が暴騰するわけだ。大金持ちも、持つが故に、どうしたら減らないか、悩みが大きいのだ。その点、貧乏人は気楽だ。銀行が潰れようが、株が大暴落しようが、...