映画鑑賞記

映画鑑賞記

小さき麦の花(字幕版)/映画鑑賞 

粗筋)2011年、中国西北地方の農村。貧しい農民ヨウティエと内気なクイイン。互いに家族の厄介者だったふたりは見合い結婚、夫婦になった。ぎこちなく、それでも互いを思いやり、作物を育て、日々を重ねていくふたり。ヨウティエのことをいつも気にかけるクイイン。そんな彼女の気持ちに愛おしさを覚えるヨウティエ。ある日、家を建てるためにヨウティエが作ったたくさんの日干しレンガが突然の大雨に襲われる。そんな不運さえもふたりには大切な日々となる。クイインは初めて会ったその日からヨウティエの優しさに気付いていたと話す。ロバと、ヨウティエと、クイインと。力を合わせ、毎日懸命に働き、ついに自分の家をもった。だが、その幸福は長くは続かなかった——。 ******************************** 中国の映画だ。失われゆく中国の農村の田舎に生きる朴訥で生き方の下手な貧しい農家の夫婦の物語だ。まだ中国にはこんな素朴で素朴な農家があるのかな?日本では消滅した。 なかなかの良作品。時々交わされる夫婦の会...
映画鑑賞記

ドラマ鑑賞「ロストケア」介護人の幸せの為の殺人は許される?

ロストケア あらすじ 概要 早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか?そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか?被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。(C)2023「ロストケア」製作委員会 何はともあれ、殺人はダメという前提でこのドラマを鑑賞する者ではあるが。時々新聞の社会面に出てくる、老老介護の悲惨な結末を見ると...
映画鑑賞記

ドラマ鑑賞「The 100/ハンドレッド(字幕版)(TV番組)」

見始め時は余り面白くない、いつものような宇宙を舞台にしたドラマかな、と思いつつ観ていたが回を進むほど面白くなってきたwww。なかなか途中で鑑賞を止めれないほどにのめりこんでしまった。総視聴時間は多分50時間くらいあるので、1~2日では見終えれない。 ちょつと不思議なドラマである。終わり方も、ちょつと意味の分からないような終わり方。どうも反戦ドラマのようだ。最初から最後まで、最愛の家族や友達を失う、戦い、殺し合いのかなり過激なドラマだった。戦争は、家族の為、同志の為、みんなの為、人類の為という美名で行われる。それと戦争には必ず、宗教が関われことも明示していた。宗教は醜い現実から人間の心を癒して、時には同志を結束させ、反面心の平衡を閉じさせ暴走させる。日本のかっての戦争も、天皇という宗教を利用して暴走した。宗教は良くも悪くも怖いのだwww。はたして100年後、地球が今のように人類の生存を可能にするような優しいままでいるのか。最近のように毎年猛暑が進行しているの体験すると、もう既に地球は...
映画鑑賞記

「連続ドラマW 正体」ドラマ鑑賞記 

「連続ドラマW 正体」このドラマもなかなか面白かった! 冤罪で死刑宣告され、逃亡し、最後は無罪を勝ち取るというスト-リ-だ。 逃亡中、やや出来過ぎの品行方正な人助けを沢山してしまうのだが、現実にはこんな機会というかケ-スはありえないのがドラマ。それといくら事件でショツクを受けたといっても殺人者と助けに来た人とを混同するなんてありえるか?まぁそれが冤罪の原因ではあるが。ドラマだからしょうがないけど。 昔イギリス人の英語家庭教師を殺し、整形しながら何年も逃亡した犯罪者がいた。数年土木作業員として貯金して整形しながら逃亡して殺人者がいたのを思い出した。勿論冤罪では無い。逃亡犯というのは、顔写真貼られたポスタ-が銭湯とかひと目につくところに貼られているようだが、一般人は逃亡犯の顔を記憶している人は少ない。(勿論おいらも、そういうのは関心が無いので逃亡犯の顔写真なんて見たことも無い)ということで、一般人が逃亡犯を見つけることはまず不可能ではあるが。 最近冤罪の報道も、ちょくちょく見か...
映画鑑賞記

「連続ドラマW だから殺せなかった」 鑑賞記 ムムム面白かったが.....?

「連続ドラマW だから殺せなかった」 なかなか面白かつた。しかしスト-リ-にかなり無理があるな😂。こんな奇跡的な駒振り展開をもっと自然にスト-リ-化出来たら物凄く感動出来るのだが、これでは、ドラマ的なドラマだな😂 途中までは、そんなに筋に無理は無かったのだが、後半からありえない展開が続いて台無しになってしまったような? ドラマの脚色とは、なかなか難しいものだな。 粗筋シーズン1 「俺の殺人を言葉で止めてみろ」。太陽新聞社会部遊軍記者の一本木透(玉木宏)に宛てて届いた一通の手紙。そこには首都圏を震撼させる無差別連続殺人の犯行が詳述されていた。犯人は一本木を指名し、新聞紙上での公開討論を要求。新たな殺人を予告する犯人に対し、一本木は報道記者として言葉の力で立ち向かう。やがて、連続殺人犯と新聞記者の前代未聞の対話は、劇場型犯罪として世間を揺るがしていく。©2021 WOWOW.INC
映画鑑賞記

「不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」 ドラマ鑑賞記

バブル後の東芝、オリンパス等の超大企業の不良債権飛ばしを題材にしたドラマ なかなか面白かった。バブル後の投資等による巨大な不良債権を隠す、所謂「飛ばし」の仲介をするのが今回のドラマの主人公。よくわからん金融用語、仕組債とかオプションとか、面白い金融用語も出てくる。 今、東芝はどうなっているのか知らないが、いまだにパッとしないようだ。余りに大きく、日本の軍需産業の一角を担う企業でもあるので潰れない? 一般投資家の投資の性向としてよく言われるのは、「利少損大」。ちょつと儲かると利食い、損が出ている時は、損を出したくないのでずるずる先延ばしする。結果、損切りする時は、巨額の損を出して、どうしようもなくなって投げ出す。そういう時が大抵大底となるとか😂。 今年は、バブルがはじけて32年とか34年とか言われている。やっと32年を経て、株価が前回のバブル期の高値を超えた。他国は既に数倍とか10倍を超えているのに。バブルの後遺症は余りにも甚大だったということか。 粗筋1500億...
映画鑑賞記

ドキュメンタリ-「ロレ-ナ事件」 米国版阿部サダ事件と思ったら? 映画鑑賞

「ロレ-ナ事件」ドキュメンタリ- 観始めた時は、米国版「阿部サダ」事件のドキュメンタリ-かと思っていたら、段々ドキュメンタリ-の展開がDVの様相に変化していく。 ドキュメンタリ-を観終わった感想では、夫「ボビット」は大嘘つきでかなり凶暴な男でクズみたいな人間のよう。ただ若い時の顔は、なかなか2枚目で、これが間違いのもとになった?一方妻の「ロレ-ナ」も全く嘘をついていないとも思われる印象。裁判ともなればいたしかたないか? 私の身近に、こんな例を見たことはないので、「DV」の実感がいまいち分からない。(よく記憶をたどると、私は家族やおやじから手をあげられた経験が一度も無いのに気がついた😂。)米国では、どうも日本以上にDVの被害者が多いようだ。銃社会の米国、力で抑え込む遺伝子が染み付いているのかも。とはいえ、日本でも決して少ないとはいえないようで、DV(ドメステイックハラスメント)起因の社会事件は頻繁に報道で見る。恥ずかしいという心理も作用して、なかなか事件にでもならないと表面化し...
映画鑑賞記

「パンドラⅣ AI戦争」

なかなか面白かった、医療の応用「AI診療」 シーズン1 企業が経営するメディノックス医療センターでは、医学者の鈴木哲郎(向井理)が開発したAIによる患者の診断が行なわれていた。人間の医師が行なうよりも短時間で正確に、しかも無料で行なうAI診断は世間で評判を呼ぶ。AI診断を導入したIT企業代表の蒲生俊平(渡部篤郎)は、海外に後れを取らないためにも医療のAI化を進めていくべきだと主張。しかし、医師会会長の有薗直子(黒木瞳)は「時期尚早」と難色を示し、さらに優秀な外科医の上野智津夫(原田泰造)もAIに診断された患者の手術に当たることを不快に思っていた。そんな中、AI診断に基づいて上野が手術した患者が、術後に容体が急変して亡くなってしまう 。(C) 2018 WOWOW INC. エピソ-ド6の最終章まで一気に観てしまった😁。1エピソ-ド約55分X6、約5時間。 このドラマがとれほどAIプログラミングの実態を表現しているかは不明だが、それなりのAIを理解する参考にはなりそう。 向井...
映画鑑賞記

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~  (オモシロおかしい老夫婦の介護生活のドキュメンタリ-映画

認知症の母、その母を介護する90歳超の父、老老介護の親の日々を撮ったドキュメンタリ-。 ややもすると、老老介護と聞くと、悲惨なイメ-ジが強いのだが、この映画では、カメラは優しくほほえましく撮られている。日本の人口の大半は60歳以上、老人大国として先頭を走る日本人の一人としても身近な問題である。まぁ、いくらみにくくても、老醜をさらけ出しても、生きていくことはほほえましく、美しいかな。認知症なんて、余り大げさに悲観的に考えてもしょうがない。来る時は来るのだから。老人の2割くらい、5人に一人はなるのだから、認知症にならない老人は、ややくじ運に恵まれなかったと感謝するくらいの気持ちでいいのかな。それにしても、この映画の老夫婦、仲がいいな。お父さんの生活態度の豹変にも驚く。おカァさんが元気で家事をしてくれる時は何もせず、親父全としていたのが、病気になるや、食事から洗濯までするようになるとは。 早く認知症の治る薬が開発されるといいのだが、まだ症状を一部停める程度の効能の薬しかないようだ。脳...
映画鑑賞記

愛妻物語   (若い頃の音羽信子、宇野重吉が出てる……

1951年制作というから、戦後6年くらい経った頃の映画。宇野重吉や音羽信子が主演。音羽信子がまだ若くて綺麗な頃😁の映画です。 映画の内容はともかく、懐かしい俳優が沢山出てきて、大昔を慈しみながら鑑賞出来ました。 画面はスクエアのモノクロ。たまにはモノクロ映画もいいな。 粗筋 沼崎敬太がまだ東京のある撮影所の脚本研究生であったとき、下宿の娘孝子と相愛の間柄になった。しかし、孝子の父は映画に理解なく二人の結婚に反対して沼崎を家から追立てた。孝子は父に叛いて敬太の許へ走り、二人の結婚生活がはじめられた。その頃日本は軍閥政治の重圧の下にあり...
シェアする
Translate »