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この世の極楽、24時間邪魔されない だらだら寝正月の勧め!

正月である、正月にしか出来ないことがある、それは何?そうです、標題のだらだら生活です。少なくとも正月三が日は来客もまず無い、というか三が日に来宅するような客は玄関払いしましょう。普通の社会人でも24時間、誰にも邪魔されずおもうがままの至極のだらだら生活が出来る貴重な期間です。

 だらだら生活に欠かせない有力なツ-ルと言えばまず思い出されるのがコタツ。洋式生活が主流になった現在、コタツを使う家庭が減少しているのは、ダラダラ生活推進派のおいらとしては残念でならない。冬の暖房としての主流はエアコンでしょう。ところがエアコンは意外と足元が冷える。室温を25度以上にしないと、暖気は上に抜けるので暖かくなった気持ちにならない。ところがコタツを使用するとあら不思議、室温20度以下でも体がポカポカ温かい。足元をコタツで温めることによって、温まった血流が体中を循環することによってポカポカと体が温まるのだ。

 エアコンだけでうたた寝でもしたら先ずたいてい風邪をひくが、コタツの中に入り込んでのうたた寝は風邪をひくことは少ない。但し、エアコンで室温は20度ぜんごにしておくこと。

 コタツの要件として、掘りごたつは理想に思うかもしれないが、ダメだ。不思議に思われるかもしれないが、使ってみればすぐ分かる。掘りごたつでは寝転ぶことが出来ないのだ。我が家にも1室掘りごたつを設けたのだが今は使用していない。ダラダラの至極の技、寝転びながらのテレビやドラマや映画鑑賞が出来ないのだ。コタツに入って、ほんわかと足もとから伝わる暖気を感じ、寝転びながらテレビを視聴することは至極の幸福そのものだ。誰にも邪魔されず、だらしくなく寝転んでドラマでも観ていれば大抵の人は眠気に襲われる。うたた寝状態で、耳にはなんかテレビの音がする。これこそ、正月だけしか体験出来ない究極のだらだら生活だ。人間として、こんなだらしないダラダラ生活をしていていいのかと少し恥辱心を最初は感じる。それではダメである。誰に迷惑をかけているわけでもないのに、無用な恥辱心や罪悪感を感じている、それでは本当にだらだら生活を満喫しているとは言い難い。1片の罪悪感も恥辱心も感じなくなってはじめて、一人前のダラダラ生活を楽しんでいるといえるのではなかろうか。

 まだ正月に、この究極の極楽生活を楽しんでいない人は、まずコタツをセットして至極のだらだら生活を満喫するように、切にお勧めします!世俗のストレスや憂さもいつのまにか飛び去ることでしょう。

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