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迷走10余年、詐欺に会ったような異常な産廃費用、8億5千マン市税投入で動き出した愛知県安城市榎前工業団地 この責任は霧散したか?

 

23号線パイパス通ると和泉インタ-近くに茫茫と雑草が茂っている一帯を見た人は多いだろう。パイパスを挟んで、一方は既に数年前に活発に営業活動している工場をしり目に、更に広い敷地のほうは雑草の生えるママ。国産ジェツトじゃないけど、このまま計画は無期延期かと思われたが、昨年末から動きが始まった。

事の顛末の概要は、安城市が県に工業団地として提供した田んぼを掘ってみたら産業廃棄物(瓦等)が出てきたことだ。この処理に安城市が廃棄処理業者に3億5千マンで依頼。処が掘り出したら粘着地質で更に追加5億が必要になると判明。さすがに、更に5億必要では安城市も気絶してアングリしてしまったようだ。ここで工業団地の団地化計画が頓挫。県と市とどのようなやり取りがあったのかは知らないが、10余年も草茫々で放置されることになった。

この工業団地、進出する予定の企業は開発段階から決まっていた。アイシンである。車のEV化で将来の経営方針がなかなか決まらない、虎の子のオ-トミッション事業が将来EVでほぼ絶滅するのではとか、更に追い打ちでコロナ禍。目下EV化で最も打撃を受ける最右翼のトヨタ系自動車部品メ-カと言われている。刈谷市に本社を置き、従業員も子会社を含めると12万人近く、三河地域の雇用に欠かせない企業である。アイシンはバスケが強い。その代表が「アイシン ウィングス」だ。そのバスケ本拠地ホ-ムグランドを現在三河安城駅横にあるアイシン安城工場を榎前工業団地に移転し、その工場跡地に「シ-ホ-スアリ-ナ 仮称」として多目的交流拠点としての活用計画が進んでいるようだ。現在、三河唯一の新幹線駅、三河安城駅は、やや牧歌的で、駅前から田んぼも見え、開発も中途半端とも見える。

こういった様々な利権の思惑が錯綜し、シ-ホ-スアリ-ナ-計画が先行してしまって、追い出し先の工業団地計画を頓挫させることも出来ず、ついに安城市は気絶した振りをして3億5千マンに追加の5億の予算をつけたようだ。

農道側から望遠した工業団地のストリ-トビュ-

この県の榎前工業団地、産廃が埋れていることを見逃した8億5千万の責任は誰?と、おそらく市議会内でもいろいろ責任追及がなされたと推測するのだが、結局誰も責任を取らず、ウヤムヤとなるようである。ちょつと事前に地主や、その田んぼを利用していた関係者に聞けば知っていたであろう産廃の経緯を見逃してしまうとは?某政党のNET記事によると該当産廃地区の処理費は、土地の取得価格の4倍というから、なんとも不経済というか、全く理解出来ない買い物をしたわけだ。(

(掘ったら金塊では無く瓦礫の山か?)

詐欺に会ったような買い物したわけで、とても市民の理解が得られるとは思われないここまで突っ走ってしまったので、今更後戻りは出来ず、泣く泣く市議会も予算案を飲んだということか?市はこの経緯や謝罪を市民には一切していないことも理解に苦しむ。ちゃんと詐欺的な価格で入手しざるをえなかった経緯やどこにその過失があったのか究明して説明することは自治体の責任であると思われる。お互いに都合の悪い事実は内輪で無かったことにしてしまう、10余年も経てば、忘れたことにしてしまう。これでは20年近く前に、談合で世間を騒がした体質から一歩も出ていないと思われてしまう。

バイパス側から望遠した工業団地のストリュ-トビュ-

8億5千マンもの大金を責任も取らずにポン?と税金を出して内密に処理してしまう金満都市安城、太っ腹よの~!と、笑ってはおられない。

★ いろいろ市議会議員の私見もググると出てくるので参照されたし。

榎前工業団地 産廃の8億5千マンの責任は?

 

 

 

 

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