とかく色んなサイトで嫌われる人の筆頭の竹中平蔵。小泉内閣に取り入り、小泉と一緒に派遣法を自由にいじくり、日本の労働社会に派遣会社を蔓延させた諜報人と言われている。当時の派遣法は、特別な労働業種、優秀な特別階級の業種のみに派遣労働の参入を許していたのだが、その垣根を無くした。産業界は安く労働力を獲得出来、不要なときは簡単にカット出来ると大喜びした。現在日本の雇用は、半数は正社員では無く派遣だ。日本の格差社会を築いた諜報人とか。その為に日本の労働価格が低く抑えられてしまったとか。その他ミミッチイというか、かって米国に籍を移して課税を逃れたとか、細かいことを言い出すと限りがないほどいろいろあって、まぁ、嫌われて当然とも思われる。本人の弁舌聴いていると余りにも巧みな論理には圧倒される。本当に口が上手いのだ。巧言令色仁少し、とか言われるので、あまりに口が上手いので、仁無しと思われ、この意味でも怪しまれてしまう。
最近唐突に大手派遣会社パソナの会長を辞めた。東京オリンピックの賄賂のニュ-スが盛んに流れていた時なので、検察の動きを察知して先手で逃げたとも言われている。パソナと東京オリンピックは強い繋がりがある。コロナの中でボランティアが集まらないので、そのサポ-トとしてパソナが大量の人員を供与したのだ。その他噂の電通とも近い関係にある。イベントがあれば当然臨時のイベントに携わる派遣人員が必要。二人三脚の関係でもある。ということで、このへんにきな臭い匂いを感じるのは庶民のやっかみかも。とにかく竹中さんは世渡りが上手いようだ。あれだけ騒がれたオリンピックの贈収賄事件からも今のところ無傷だ。新自由主義の筆頭とも思われ、ある意味合理主義の塊のような人物のようだ。