映画鑑賞記

「不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」 ドラマ鑑賞記

バブル後の東芝、オリンパス等の超大企業の不良債権飛ばしを題材にしたドラマ

なかなか面白かった。バブル後の投資等による巨大な不良債権を隠す、所謂「飛ばし」の仲介をするのが今回のドラマの主人公。よくわからん金融用語、仕組債とかオプションとか、面白い金融用語も出てくる。

今、東芝はどうなっているのか知らないが、いまだにパッとしないようだ。余りに大きく、日本の軍需産業の一角を担う企業でもあるので潰れない?

一般投資家の投資の性向としてよく言われるのは、「利少損大」。ちょつと儲かると利食い、損が出ている時は、損を出したくないのでずるずる先延ばしする。結果、損切りする時は、巨額の損を出して、どうしようもなくなって投げ出す。そういう時が大抵大底となるとか😂。

今年は、バブルがはじけて32年とか34年とか言われている。やっと32年を経て、株価が前回のバブル期の高値を超えた。他国は既に数倍とか10倍を超えているのに。バブルの後遺症は余りにも甚大だったということか。

 

粗筋1500億円もの「不適切会計」が露呈した大手電機メーカー・三田電機産業の記者会見。狼狽する社長を裏で操るひとりの男がいた――金融コンサルタント・古賀遼(椎名桔平)。捜査二課の管理官・小堀弓子(黒木メイサ)は、この「不適切会計」を「粉飾」と疑い、上場廃止にならないことに違和感を覚える。そんな中、三田電機の経営監査部長が自殺。直後、古賀は同社相談役・東田章三(宅麻伸)と密会する。小堀はこの自殺に事件性があると疑い始めていた。一方、内縁の妻・村田佐知子(原田知世)に優しい笑みを浮かべる古賀。この男は一体何者なのか? 昭和52年――金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で育った古賀。妹を東京に連れ出したい一心で、上司・中野哲臣(奥田瑛二)にノウハウをたたき込まれ、国民証券でのし上がっていくが――。(C)2017 相場英雄/新潮社 (C)2018 WOWOW INC.

 

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