映画鑑賞記

映画鑑賞記

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~  (オモシロおかしい老夫婦の介護生活のドキュメンタリ-映画

認知症の母、その母を介護する90歳超の父、老老介護の親の日々を撮ったドキュメンタリ-。ややもすると、老老介護と聞くと、悲惨なイメ-ジが強いのだが、この映画では、カメラは優しくほほえましく撮られている。日本の人口の大半は60歳以上、老人大国として先頭を走る日本人の一人としても身近な問題である。まぁ、いくらみにくくても、老醜をさらけ出しても、生きていくことはほほえましく、美しいかな。認知症なんて、余り大げさに悲観的に考えてもしょうがない。来る時は来るのだから。老人の2割くらい、5人に一人はなるのだから、認知症にならない老人は、ややくじ運に恵まれなかったと感謝するくらいの気持ちでいいのかな。それにしても、この映画の老夫婦、仲がいいな。お父さんの生活態度の豹変にも驚く。おカァさんが元気で家事をしてくれる時は何もせず、親父全としていたのが、病気になるや、食事から洗濯までするようになるとは。早く認知症の治る薬が開発されるといいのだが、まだ症状を一部停める程度の効能の薬しかないようだ。脳の構造やその詳細が科学的に解明されている今日でも、科学者が言うほどには解明されていないようで、今のところ...
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愛妻物語   (若い頃の音羽信子、宇野重吉が出てる……

1951年制作というから、戦後6年くらい経った頃の映画。宇野重吉や音羽信子が主演。音羽信子がまだ若くて綺麗な頃😁の映画です。映画の内容はともかく、懐かしい俳優が沢山出てきて、大昔を慈しみながら鑑賞出来ました。画面はスクエアのモノクロ。たまにはモノクロ映画もいいな。粗筋沼崎敬太がまだ東京のある撮影所の脚本研究生であったとき、下宿の娘孝子と相愛の間柄になった。しかし、孝子の父は映画に理解なく二人の結婚に反対して沼崎を家から追立てた。孝子は父に叛いて敬太の許へ走り、二人の結婚生活がはじめられた。その頃日本は軍閥政治の重圧の下にあり...
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蝶の力学

題名の「蝶の力学」という題にひきこまれて見始め、エピソ-ド6の終わりまで1日で観てしまった。サスペンスの刑事ドラマは、その展開がいかに奇抜で、論理的にも無理がなく水の流れるように展開されていくと見ごたえがある。最初の被害者の首が切開かれ、4本の花が挿されていたというちょつと奇抜な殺人から始まるのだが。ちょつと筋の展開に無理があるという印象。これでは蝶の力学は起こらないと思われる。主役の木村文乃の演技もいまいち。脇役のほうが芸達者。最後の辺で、解剖医がサイコパスというのは、さすがに無いだろう😂。サイコパスと言えば、あの事件が思い出される。名大生の女子学生。人を殺してみたいという動機から、実際殺してしまったのか、未遂だったかは記憶にないが、本当にそんな人間がいるのに少々驚いた。1浪して入学したとかだが、秀才?の名大女子学生がサイコパスというから驚いた。今改めてウィキペデイァで事件の概要とかを読んでみると、今でも1日に数回人を殺したいという気持ちが出てくると答えているのに驚き。無期懲役ということだが、病気が治れば早期釈放もあるのかな?頭がいいから、もぅすっかり治りました、とか言って...
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痛くない死に方 …..(いつかは誰もたどりつく

ちょつときつい題名。生まれたからには誰もたどりつくこの道。その先は、誰も知らない分からない。週末患者の命を預かる在宅医療。うちの近所にも在宅医療の病院あるのかな?どうみても余り儲かりそうにもないから少ないかな?途中から段々コメディっぽくなってきた。なかなか余命宣告されても簡単には死なない人間。さりとて医療だから殺しはしない。静かに枯れていく余生を痛くないように治療する。映画の中での患者の一句「いうことを きかぬかかぁと 下半身」後学のためになるかも、いつか迎える終末期。粗筋「病院」か「在宅」か。在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏の著書「痛くない死に方」「痛い在宅医」をモチーフに高橋伴明監督が完全映画化。主演に柄本佑、共演に坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二等豪華俳優陣で贈る、在宅医と患者と家族の物語。
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懐かしのドラマ「北の国から」 今観ています!

昔懐かしドラマ「北の国から」。640X480のスクエア画面です。今ググってみたら1981年10月9日 (日本)というから実に40年以上前のドラマだ。原作・脚本は倉本聰。主演は田中邦衛。もぅ田中邦衛さんは逝かれたか。その他の俳優も若い。10日くらい前、ちょつと見たかったFODのドラマがあったので、2週間トライアルのつもりでクリックしたら、あらあら即刻カ-ド引き落としの災難。即刻解約しようと思ったら、解約すると即刻観れなくなるとネットに書いてあったのでまだ解約していない。今日FODを覗いていたら北の国からのドラマが出てきた。大昔のドラマで連続しては観ていないし、懐かしさの余り視聴し始めた。舞台は富良野の山奥という自然いっぱいのところ。30年くらい前、北海道を車で半周(日本海側がメインで太平洋側は残してしまった)した時、このドラマを思い出して、富良野も通ったが、このドラマほどには山奥の感じではなった。しばらく暇つぶしがてら時々鑑賞します。それにしても幼い純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)が可愛いな。☆計算してみた、シ-ズン9まであるぞ。1シ-ズンで20~25回、全部観るにはぶっ続けで観...
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

久しぶりの「ジュラシック・ワールド」。当初の俳優もかなり歳とった。まぁそりゃそうだ。最初の「ジュラシック・パーク」は20年以上前?と思ったら1990年か、33年も過ぎれば、当時の俳優も歳とるわけだ。その後いろいろシリ-ズ化されて今回の最新作とあいなったわけだ。毎回の恐竜とのおっかけっこ、毎回はらはらして観るわけだが、3Dの恐竜も段々進化しているのかな。ちょつとふけた当初からの俳優。一応楽しめます。粗筋〈ジュラシック・ワールド〉のあった島が火山の大噴火で壊滅、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった。あれから4年、オーウェンとクレアは恐竜の保護活動を続けていた。一方、サトラー博士は、世界各地から恐竜を集めて研究をしているバイオテクノロジー企業の巨人バイオシンをある目的から追っていた。そこへグラント博士も駆けつけ、マルコム博士に協力を求める。人類と恐竜の共存の前に立ちはだかる、バイオシンの恐るべき計画とは─―? オーウェンとクレア、そして3人の博士は大切な命とこの世界の未来を守ることが出来るのか?
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モーリタニアン 黒塗りの記録 (米国の暗部を晒す真実に基づく映画)

いゃ~、米国も恐ろしいな。これじゃ、中国やロシア、北朝鮮を弾劾できんよ。キューバのグアンタナモ収容所?昔、9.11事件のアルカイダの容疑者の収容所が虐待の場所とされているというニュ-スを度々見たような記憶があるが、真実に基づくと注釈されたこの映画、法と自由を信奉する米国で、こんな酷いことが塀の中で行われているとは。確か、この不祥事でグアンタナモ収容所が廃止されるとかいうニュ-スが報じられていたが、どうもまだそのままのようである。現在、米国の政府は米国の恥部として認知されているこの収容所、廃止したいのだが、それをさせない圧力も一方にあるようだ。ゴミ処理施設や原発みたいなもので、その後の受入先が無いようだ。そもそも収容所をキュ-バ領内に造るという所がミソだ、キュ-バなら軍部のどんな反人権的な虐待も許されるということかな。それと、何十年も起訴もされず、従って裁判もされないまま、今なお勾留され続けている容疑者が何人もいることに驚きである。恐らく獄死しないと、これら容疑者は塀の外に出られないのだろう。疑わしきは、塀の中にだ。9.11事件は、今もなお継続しているようだ。真実に基づく映画化...
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K-PAX 光の旅人 

 久しぶりにそこそこ面白かった。いまいちスト-リが理解できない所がある。まぁ映画だから、全て合理的にスト-リ-が展開されなくてもいいのか。ちょつと疑問に思ったのは、映画の中に登場する病院は、かなり快適な病院なんだが、米国の病院はこんなに豊かな施設なんだろうか?映画だからそういう設定?医者も、ここまで個人的にケアする医者なんて現実ありえないように思うのだが。これも映画だからか。映画やドラマでは、時間を自由に過去に遡ったり、未来に飛躍したりとか、自由でいいな。タイムマシ-ン出来ないのかよ?現実世界では、タイムマシ-の開発、気配ほどにも成功したなんていうニュ-ス聞いたことが無い。時間を操作出来るデバイスを開発出来る超天才は現れないのかよ?粗筋ケヴィン・スペイシーとジェフ・ブリッジズ共演のヒューマンドラマ。異星人を名乗る奇妙な男と精神科医の交流をSFタッチで描く、心温まる物語。自分を“K-PAX星”からやって来た異星人だと称する男プロートが病院に送られてくる。彼の治療に当たるのは精神科のパウエル医師。初めは戯言と思っていたパウエルだったが、驚いたことにプロートは、専門家より宇宙に詳し...
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PLAN75

内容は、老人には酷なストリ-。75歳になると国がこのまま生き続けるか、少額の報奨金をもらって死を選ぶか選択できる制度、プラン75。現代版、姨捨山かな。さすがに実際このような制度を設けた国はまだ無いとは思うが、なにかと老人は嫌われる存在。国が老人を大切にする時は、きまじめに投票所に足を運ぶ選挙の時くらいかな。邪魔だ、ウザイと罵られて生きていく存在だ。若者の少なからずは、口には出さないが、老人は消えてくれと思っているだろう。ネットで有名な学者でさえ、そんなようなことをSNSに書き込んで炎上したという報道を見た。どんな若者もいずれ老人になるのだが、何十年も先のことを今の人は考える余裕が無いのだろう。まぁ、老人と一口に言ってもいろんな老人が居る。出来るだけ社会に迷惑をかけずに、ひっそりと五体満足でつつましく生きてゆきたいものである。主演が賠償千恵子。なかなか老け役も堂にいったものである。昔、どんなに可愛い美人俳優でも年をとると人並みにふけるようだ。久しぶりに見た。粗筋夫と死別してひとりで慎ましく暮らす、角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解...
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ジオスト-ム

粗筋ある日、天気が支配された。世界各地で未曾有の自然災害が次々に発生。世界の指導者たちは一堂に会し、衛星同士のネットワークを構築して地球全体の気象をコントロールすることで、人々の安全を図ろうとする。ところがある日、想定外の事態がー。地球を守るはずのシステムが、逆に地球を攻撃しているのだ。はたして限られた時間の中で、この脅威の真相を解明できるのか。さもなければ世界規模の同時多発災害(ジオストーム)によって、何もかもが地上から消し去られてしまう…もちろん、人類も。 Rating G (C) 2017 Warner Bros. Entertainment Inc., Skydance Productions, LLC and RatPac-Dune Entertainment LLC 監督 ディーン・デブリン 出演 ジェラルド・バトラー, ジム・スタージェス, アビー・コーニッシュ ジャンル SF, サスペンス, 外国映画, アクション オーディオ言語 日本語 この映画、画像が綺麗だった。スト-リ-はいまいち。いつものよくあるパタ-ン。衛生で地球の気象をコントロ-...