日本人なのに自国の選挙以上に関心を集めている米国の中間選挙。なぜ日本のマスコミがそんなに注目するのか?その理由は、日本の国政選挙以上に、日本の国民の生活に影響を与えるからのようです。1回目の大統領選後の中間選挙は必ず与党が敗れるようですから今回も共和党が有利のようです。戦況も物価高でガソリンの値段も随分上がってしまったので、インフレが1割以上進行していては与党は分が悪そうです。中絶反対の共和党、銃社会容認の共和党、CO2削減に消極的な共和党、どれをとっても今の時代の流れに逆行しているように思えるのだが、都市部以外では共和党賛同者が絶対多数とか。未だにトランプが党内で絶対権力を温存しているとか。日本で、さすがに国会襲撃を企てたら政治生命を失うと思われるが、米国ではこれも容認されているようだ。トランプは今日本で騒がれている、旧統一教会を礼賛している。もともと原理キリスト教会の応援が地盤。政教一致なのだが、余りこれは問題視されていない不思議。
中間選挙結果は辛うじて1勝1敗、上院は今までどおり民主が取り下院は共和党圧勝が大方の見方。選挙結果が、ウクライナの戦争の行方や、日本の経済に及ぼす影響は大きいので目が離せない。万一民主全敗なら、FRBの舵取りの方向も大きく影響を受けそう。
余談で言えば、そんなに日本国民にも重大な選挙なら、日本国民にも選挙権与えて欲しい。米国の大統領選挙も、その結果は日本国民にも大きな影響を与えるのだから、日本国民に大統領選挙権欲しいな!岸田ちゃん、要求してよ!