落書き日記雑談

補正予算28.9兆円、砂漠に投下!

 新型コロナで一番儲けたのは病院ではないかと思う。某大学病院は今まで赤字すれすれの経営が今回のコロナ騒動で600億円の増益とかいうのを国会でやってた。町医者も億単位の利益を出している病院も少なくないと言われている。まさに今回のコロナ騒動は医療関係に多大の恩恵を与えたようだ。

先週、国会では補正予算の審議をやっていた。ガソリンとかの高騰への補助だけでも3兆円以上というから凄い。この金は石油会社とかにまわり、石油の高騰分に補助されるとか。政府はこの補助金が猫ババされないように監視するとか言っているが、経営的に苦しい企業は運転資金に使ってしまう場合もあるようで、すんなり100%消費者に還元される可能性は少ないようだ。補助金という回り回っての迂回の補助なんかせず、ダイレクトにガソリンとかの高額な税金を少し減少させれば、途中で消えてしまう税金も無くなると思うのたが、政府は減税を極度に嫌っているとしか思えない。

  一度減税すると、もとに戻すのが難しい。いや、減税せずに徴税した税金を、回りくどい迂回方法で還元すると、迂回のいろんな過程に携わる企業や最終のユ-ザの国民が感謝感激すると思っているのだろう。選挙対策や政府の支持率維持に減税より補助が効果的とでも思っているのか?その結果、いくら補正予算で大判振る舞いしても、国民に届くころには、殆ど途中でつまみ食いされてほんの僅かの恩恵しか国民には届かないという喜劇のような悲劇が今回も起こりそうである。喜ぶのは、迂回の途中で腹一杯つまみ食い出来る特定の企業や団体、そしてその利権に組みする権力者、という構図は変わらない。そしてあげくに、そのつけを赤字国債の償還として次世代の若者が割を食う。それにしても、今回の30兆円近い補正予算も、赤字国債から捻出するのだが、大丈夫かよ?