プーチンの賭け ウクライナ戦争始まる 今のところロシアペースでプーチンの先制パンチは順調に繰り出されている…….

 ついに始まってしまったウクライナ戦争。プロレスで終わるのかと思ったら少し本気度見せ始めた。20万近い大軍を繰り出したのだから元は取るつもりなのか。米国は軍隊は出さず経済制裁だけで静観の構え。米国としてはウクライナがどうなろうと痛くも痒くも無いし、ここで武力を出しても何ら得にならんと思っているようだ。ウクライナはかって米国はウクライナを守ると約束したのにと怒ってる。NATO EC連盟も経済制裁だけで拳を挙げたポーズで軍事的には静観。これでは軍事力では戦いにならない。経済制裁なんて長期戦にならないと効果が無い。ロシアの軍事力ではウクライナ全土占拠なんてやる気になったらアッという間に出来てしまう。食料、エネルギ-の宝庫のロシアはたとえ長期戦になっても、資源無し、食料無しの日本のようには成らない。

 それにしてもプーチンの思惑はどこにあるのだろう。ウクライナにNATOに組することを拒否しろと言っているようだが、もともとECも今ただちにウクライナをNATOに入れるなんて言ってないようだ。歴史的には、ロシアはかってフランス、ドイツに占拠され国土を蹂躙されたことはあるが、その逆は無かったとか。ウクライナはもともとソ連の一翼だったのだから奪い返して当然という気持ちなのか。今のロシア国民の気持ちもよく分らない。ウクライナをただNATOとの衝立にするために、こんな大博打をうつはずも無いだろうから、本意は何だろう?

 昭和の大横綱 大鵬の父親がウクライナ人とは知らんかった。

ロシアのSWIFT排除決定間近か、「数日内」とユーロ圏の中銀幹部
ユーロ圏の中央銀行幹部の1人は26日、ロイターに対し、ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除する決定が数日内に下されるとの見通しを示した。
米国、SWIFTからのロシア排除の可能性を再び検討-関係者
米国はロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークからロシアの銀行を排除するよう求めるべきかどうか真剣に検討している。ほんの数日前には実現の可能性は小さいと受け止められてきたこうした制裁のアイデアに対し、欧州の同盟国が共感を寄せていることが背景。事情に詳しい複数の関係者が明ら...

ウクライナ戦争で、やや論点がずれるが日本国憲法の9条論議が起きてる。交戦権を持たない、武力を持たない、というところである。いかに高潔な平和主義を実行していても問答無用の言葉が通じない、無頼のヤクザ国家が地球上に少なからず存在している限りは、9条は空理空論になってしまうという恐れである。先日、電車内で喫煙している乗客を注意した高校生がぼこぼこにされ殺されてしまった、周りの乗客もただ見ているだけで、誰れ一人、傍観しているばかりで助ける人はいなかったとか。まさしくウクライナ戦争の社会事件版であった。高潔な平和主義だけでは、正論だけではヤクザ国家から身も財産も守れない、果たして同盟を結んでいる米国や他の自由主義国家が武力を持たず、まんいち殴られっぱなしになっている日本を助けてくれるか?という疑念も起きる。少なくとも現実の社会の中では、こういう場合は、見て見ぬ振りが一番賢いと殆どの日本人も思っているし、現実そのように振舞っている。隣国にやくざ国家が沢山存在している現実世界で、高邁な理想憲法だけでは心配である。

 今日のニュースだとスイフト遮断、欧米が実行するとかいうのが流れている。月曜から経済関係荒れそうだな。とりあえず株価や為替のの乱高下、目が離せない状態になるか。サンデ-ダウ、ちょつとガクんと落ちたが今戻してるようだ。土日に発表して市場のショツクを少なくしたようだ。

ウクライナ戦争を発端にしての経済恐慌は願い下げだ。まぁスィフトより米国の利上げのほうが怖そうだが?

ロシアの一部銀行をSWIFTから排除へ:識者はこうみる
米国、英国、欧州、カナダは26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁措置の一環。制裁にはロシア中央銀行の外貨準備に関する規制も含まれ、数日中に実行する。